免疫改善すれば難病も治る?
免疫の本質は手法ではない
免疫を高める方法
免疫を下げない方法
STEP.4、STEP.5で少し触れました。
読んでみてどう感じましたか?
「意外と簡単ね」
「そんなこと知っている」
思うことはそれぞれ違います。
私も免疫を高めるにあたって
いろんな方法を試してきました。
でも、
意外と拍子抜けするんです。
「体を冷やさない」
なんて、
誰でも言っていることですから。
体を冷やしたらいけないことは
分かっていたとしても、
暑いときは冷たいジュースや
アイスクリームを食べたくなるのが
自然ですよね。
免疫改善するための本質は
手法うんぬんではありません。
確かに体に悪いものを摂らなければ
自然と良くなるのも間違いではありません。
でも、
もっと大切なことがあるんです。
確固たる信念をもつ
免疫改善の道は
それほど容易くありません。
“体を冷やさない”ひとつとっても、
簡単なものではないからです。
免疫改善するために、
「一生冷たいものは食べないように」
と言われて素直に、
「はい分かりました」
と言えますか?
それを実行したとして、
人生を愉しく生きれますか?
そもそも、体がととのっていれば
冷たいものを食べたとしても
体は元の状態に戻ろうとするはずです。
その、
“健康な機能をもつ体”が
あることが一番大事なのです。
では、
難病である体を健康な状態に戻すには
どうしたらよいのでしょうか。
それは、
「体質を変えること」です。
これは今日、明日で
変えられるものではありません。
しかし、
適切な行動をとれば、
おのずと体質は変わっていきます。
健康だった頃の体質に戻れば
病気が無くなるのも自然な成り行きです。
大事なことは、
・難病を治したいのか
・症状だけなくしたいのか
・具体的にどうなりたいのか
をあなたが決めることです。
遺伝子の切り替わる仕組み
『エピジェネティクス』
という言葉をご存知でしょうか。
分かりやすくいうと、
“遺伝子スイッチ”
のようなものです。
ヒトの遺伝子には配列がありますが、
その遺伝子の働きをオンオフするのを
決める仕組みがあるようなのです。
例えば、
がん細胞の細胞分裂を抑制する
遺伝子を持っていたとしても、
エピジェネティクスによって
その遺伝子がオフになってしまうと、
がん細胞を抑制できなくなってしまいます。
その結果、
がんを患ってしまうというわけです。
わたしたちの難病発症にも
関与している可能性があると
言われています。
イメージすることから始まる
体質を変えるのは簡単ではありません。
難病を治すのも同じこと。
でも、
その行動をとるのはあなた自身です。
誰かが変えてくれるわけではありません。
「決心」とは
心に決めること。
あなたが「こうなりたい!」という
イメージを強く持ってみてください。
それだけであなたの意志が
遺伝子のスイッチを押すきっかけに
なるかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
免疫からくる難病と言えば
自己免疫疾患ですね。
免疫を高めるのはいいけど、
免疫細胞が正常でない以上
どうやって改善していくの?
その方向性に迷いますよね。
では、改善の糸口を
一緒に考えていきましょう。
次回、STEP.7は
『自己免疫疾患を改善する糸口』
をテーマにお話しします。
今回のお話は以上です。
最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございました!