症状別サポート

 

難病・指定難病

難病とは・・・(クリックして詳細を表示)

原因が明確でなく治療法も確立されていない、慢性かつ経過の長い病気の総称です。

厚生労働省では、
その中でも「発症の頻度が低く、医療費助成の必要性がある」と判断された疾患を「指定難病」として定めています(2025年現在、指定難病は約340疾患)。

難病の多くは、自己免疫や遺伝、環境因子、慢性的な炎症などが複雑に関与しており、症状は多様で、進行や予後の見通しも人によって異なります。
さらに、目に見えにくい苦痛や社会的な困難、孤立感が心身に大きな負担を与えることも少なくありません。

近年では、医学的なサポートに加え、心理的ケアや生活支援、社会とのつながりを保つ支援の重要性が高まっています。

病気そのものを治すことが難しくても、「よりよく生きること」を支えるケアは可能です。
その一歩として、心と体の両面から寄り添う包括的なサポートが求められています。

 

○消化器系疾患

❖炎症性腸疾患(IBD)

 

○神経・筋疾患

❖特発性炎症性筋疾患

❖神経変性疾患

神経筋接合部疾患

  • 重症筋無力症(指定難病番号:11)

 

○全身性自己免疫疾患

❖膠原病

  • 全身性エリテマトーデス<SLE>(指定難病番号:49)
  • ベーチェット病(指定難病番号:56)
  • シェーグレン症候群(指定難病番号:53)

 

○好酸球性疾患

❖消化管系

耳鼻咽喉・呼吸器系

  • 好酸球性副鼻腔炎(指定難病番号:306)

 

精神疾患

精神疾患は・・・(クリックして詳細を表示)

精神疾患は、「脳と心の働き」のバランスが乱れた状態とされ、身体的症状とも密接に関わっています。

近年の脳科学や精神免疫学の研究により、慢性的なストレスやトラウマが神経伝達物質の異常や自律神経の乱れを引き起こし、うつ病や不安障害などの発症リスクを高めることが分かってきました。

また、心の不調は睡眠・食欲・内臓機能・免疫系にまで影響を及ぼしやすく、逆に身体の不調が心をさらに弱らせるという悪循環を生むこともあります。

心と体は切り離せないひとつのシステムとして機能しています。

だからこそ、精神疾患においても、薬物療法だけでなく心理的ケアや生活環境の整備、対人関係への支援を含めた包括的なアプローチが注目されています。

 

 

自己免疫疾患・アレルギー疾患

自己免疫疾患とアレルギー疾患は・・・(クリックして詳細を表示)

いずれも「免疫系の異常」によって起こる病気です。

本来、私たちの免疫は「外敵(ウイルスや細菌)」から体を守る働きをしていますが、この仕組みが誤作動すると、本来守るべきものに対して攻撃を始めてしまうことがあります。

その誤作動の“対象”と“仕組み”の違いが、自己免疫疾患とアレルギー疾患を分けるポイントです。

自己免疫疾患は、「自分の細胞や臓器」を間違って敵とみなして攻撃してしまう病気です。
原因は明確には分かっていませんが、遺伝的要因や環境ストレス、ホルモンバランスなどが関与していると考えられています。

アレルギー疾患は、本来は無害である花粉・食べ物・ハウスダストなどを、免疫系が「異物」と誤認して過剰に反応する病気です。
遺伝的体質と環境要因(食生活・生活習慣・腸内環境など)が複雑に絡み合って発症します。

近年では、ストレスや感情の揺らぎが、どちらの疾患にも深く関わっていることが分かってきました。
ストレスは免疫バランスを乱し、自己免疫反応やアレルギー反応を悪化させる引き金になることがあります。

特に

  • 睡眠不足
  • 抑圧された感情
  • 長期的な心理的ストレス

などは、免疫の暴走を助長する要因とされ、心の状態と免疫機能を統合的にケアする視点(精神神経免疫学)が注目されています。

自己免疫疾患もアレルギー疾患も、単なる「体の病気」ではありません。
心・生活・環境の全体を見渡しながらケアすることが、長期的な安定や寛解への道をひらきます。

必要に応じて薬によるコントロールもしながら、心のケア、生活リズムの調整、食養生や体質の見直しなど、“あなたの全体像”に寄り添うアプローチが、いま必要とされています。

免疫は、あなたの“生き方”に深く関わっています。
だからこそ、心を整えることが、からだを守ることにつながるのです。

 

  • アトピー性皮膚炎
  • 蕁麻疹(じんましん)
  • アレルギー性鼻炎
  • 花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)
  • 気管支ぜんそく

 

体質・気質・慢性症状

体質や気質、そして慢性的な不調は・・・

医学的な診断がつかなくても、日々の暮らしに深い影響を与えることがあります。

近年の研究では、自律神経のバランスや脳内の感受性、さらには腸内環境やホルモン分泌との関連性も注目されており、こうした症状は単なる「気のせい」ではないことが科学的にも裏づけられてきました。

しかし、症状があっても病気とは診断されにくく、周囲に理解されにくいという孤独を感じやすいのも特徴です。

だからこそ、薬や検査だけに頼るのではなく、自分の体質や感受性を「知ること」や「整えること」からはじまるケアが大切です。
心と体の両方をやさしく見つめ直す時間と方法が、症状を和らげ、自己理解を深める第一歩となります。

 

  • HSP(繊細な方)
  • 片頭痛
  • 過敏性腸症候群
  • 冷え症

 

※上記に記載の症状以外の方でも、個別サポートをご検討中の場合はご安心ください。
基本的には、症状の種類にかかわらず幅広く対応しておりますが、サポートの性質上、内容によっては対応が難しい場合もございます。

できる限り誠実に対応させていただきますので、
「自分の症状でもサポートの対象になるのか不安」
という方は、どうぞお気軽にご質問ください。

また、初回の無料相談をご利用いただければ、現在のご状況をお伺いしたうえで、
無理のないサポート方法をご一緒に考えることも可能です。

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