難病でも免疫は高められる
免疫力は実感しにくい
「免疫力を高めたい!」と
書籍やネット情報などを
参考にしたことはありますか?
STEP.3でも触れましたが、
免疫力は目に見えるわけではなく、
どのように向上したらよいか
分からない方がほとんどです。
かくいう私も
具体的に何をやったら良いか分からず、
さまざまな書籍を読み漁りました。
しかし、
書籍のとおり実践してみるものの、
「結局、免疫を抑える薬で免疫力は
下がってしまうじゃないか」
と、長続きしないことばかりでした。
それもそのはず、
筋肉を鍛えるように、目に見えて
効果を実感できる訳ではないからです。
では、
効果を感じながら免疫力の質を向上
するにはどうしたらよいのでしょうか。
小さな変化を見逃さない
難病の症状以外にも
日常的に体は変化しています。
どんな小さなことでも、
変化の内容、度合い、頻度などを
日々観察してみるのです。
すると、
免疫力が低下しているときほど
体の変化が多いことに気づきます。
その逆に、
免疫力の質が高い状態であれば
体の変化も少なく症状は安定します。
この状態をキープできれば
免疫力の質も自然と向上するのです。
免疫力の質を向上すめるために
まずおススメすることは、
体を“中庸”の状態にすること。
体のバランスをとるということです。
まずは自覚症状の改善から
例えば、
『冷えは万病のもと』と言われるくらい
体温バランスをとることは大切です。
・いつ冷える
・どの場所が冷える
・どのくらい冷える
これらを確認するだけでも
体の状態を把握しやすくなります。
よくあるのが、
手先足先が冷えるという
“冷え性”の方に多い症状です。
東洋医学では、
体を温める源である氣(エネルギー)の
不足が体の冷えを招くと考えます。
その状態では
血流も悪く滞ってしまうため、
体内の老廃物も溜まりやすくなります。
新陳代謝がうまくいかなくなるため、
免疫力が安定しにくい状態です。
この状態を改善せずに、
免疫力の質を向上させようとしても
効果が薄くなってしまうのです。
体の基礎から免疫を支える
病気の症状を安定させるためには
まずは体のバランスをとること。
免疫力の質を向上させるための
土台づくりです。
体のバランスをととのえることなく
免疫力を高める手法を実践しても、
効果を得られなければ意味がありません。
体の基礎を安定させることが
長い目でみると病気を治す基にも
つながってくるのです。
いかがでしたでしょうか?
免疫力を上げるための
下地づくりは大事だけど、
どうしても体調が安定しない。
何か、
体調を安定させるための
良い方法はないの?
現代社会には
免疫力を下げる要素が
たくさんあります。
どこにポイントを
置くかが大事なんです。
次回STEP.5は
『免疫力を下げない環境づくり』
をテーマにお話しします。
今回のお話は以上です。
最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございました!