いのち STEP.3

命を感じれば難病もととのう

死んだら本当に解決するのか

「命とはなんだろう」

ここでお伝えする命とは
STEP.1でお伝えした、

あなたが形成してきたいのちの
ことをいいます。

STEP.2でお伝えした
あなたが生まれ持った”いのち”と
分けて認識できるよう、
あえて“命”と表現します。

「こんなに苦しい人生なら死んだ方がマシだ」

と本気で思ったこともあります。
でも死ぬことは出来ませんでした。

“死ぬことで本当に苦しみは
解決できるのだろうか”

という問いに対して
明確な答えが得られなかったからです。

もしあなたが
私と同じように人生に答えのない
絶望感に苦しんでいるのなら、

伝えたい大事なことがあります。

 

命のかたちに答えはない

古来より、命に対する考え方は
哲学者や学者などによって
考察を重ねられてきました。

現代においても、
さまざまな生命観が唱えられていますが
そこに明確な答えはありません。

それは、
人間の思考による生命観は

“人間の想像の範疇”に

留まってしまうからです。

人がそこに命があると感じれば
確かにそこに命を感じます。

それは、
無機質なロボットであってもです。

日本には古来より、
「八百万(やおよろず)の神」という
思想が受け継がれています。

世のなかに存在するすべてのものには
神が宿っているという考え方です。

それが、現代における
“ものを大切にする”、
“もったいない”という
考え方につながっているのです。

だからこそ、
日本の職人文化は世界においても
際立った存在として生き続けてきました。

その職人文化が後継者不足により
途絶えようとしている現状があります。

これは日本人が持ち続けてきた
“心”が薄れつつあることを表して
いるのではと考えています。

心よりも利便性を優先するようになり、
人の心は次第に荒んでいっています。

日々の生活に潤いが感じられないのは
生活の中に心が存在していないから
です。

 

同じものは一つとしてない

コロナ禍で一時は激減した
日本に訪問する外国人観光客は
コロナ前を超えるほどにまで回復しています。

外国人観光客の多くは日本独自の
伝統や文化を観るために来日しています。

その中でも、
“伝統工芸品”に注目が集まっています。

伝統工芸品は大量生産ではなく、
長年の歴史と伝統を通じて職人さん達により
受け継がれてきた作品ばかりです。

そこには独特の意匠性や
四季を感じるなどの奥深さが存在します。

例えば、
日本の職人が作ったものを
3Dプリンターで模倣したとします。

すると全く同じものが出来上がりますが、
それで日本の伝統を護るというのは
どこか違うような気がしませんか?

人は単に最終的なモノを見ている訳でなく
モノが出来るまでの物語を見ています。

また、職人が作るものには、
作るたびに微妙な違いが存在することに
並々ならぬ希少性を感じるのです。

この世に2度と同じものは生まれない。

それがまさに、
あなたが生まれ持った“いのち”と同じなのです。

 

 

いのちと向き合う心

ものに命が宿り、
ものを大切にする心は

あなたのいのちと向き合う
ことにもつながります。

あなたの価値観で何となく
惹かれたもので構いません。

日本の伝統を感じるものを
身近に置いてみてください。

それだけで、
あなたの心に響くものを
感じられると思います。

 


 

いかがでしたでしょうか?

自信のいのちと向き合うために
欠かせないのが魂の存在です。

「魂を磨く」

という言葉を聞いたことが
あるかと思いますが、

体を鍛えると違って目に見えない
領域の話なのでよく分からない方が
ほとんどだと思います。

魂を磨くにはどうしたらよいか
お伝えしていきます。

次回、STEP.4は

『難病は魂を磨く絶好の機会』

をテーマにお話しします。

 

今回のお話は以上です。

最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございました!