運気の波から難病をとらえる
占いは状態を確認する手段
自分のことを占ったことはありますか？
私は「いいことある」と言われても、
一向に治らない自らの難病を前にして
「どうせ何も変わらない」
占ったところで何も意味はないと
思っていました。
それが現在は、
占いを自分の今の状態を確認する
手段として活用しています。
運気には波があり、
つねに移り変わるものだからです。
運気の波に抗わない
前回の記事でお伝えした、
天運には人のバイオリズムの
ような波があります。
大吉から大凶という運気の振れ幅が
あるように、運気は常に変化しています。
それは運が良いとか悪いではなく、
季節が移り変わるように自然界の
営みによるものです。
占星術や四柱推命、九星気学など
占いの種類は沢山ありますが、
どれも自然界の動きをもとに
体系化されています。
生まれた日を占うだけで
その人の特性が分かるというのは、
私たち人間が自然界の理に則って
存在しているからと言えます。
草花が咲き、枯れるように、
私たち人間もいつも良いとき
ばかりとは限りません。
調子が良いときは
良いことばかりが続き、
調子が悪い時は、
悪いことばかりが続くというのは
そのときの運気の状態が
現れているのかもしれません。
いくら努力しても結果が出ないときは
“いまはそのときではない”
のかもしれません。
言いかえると、
“種蒔き”の時期といえます。
種を蒔いてもすぐには芽がでません。
どんなに才能をもって生まれても、
その種から芽が出て咲かせるのには
それだけの積み重ねが必要なのです。
当たり前が特別となる瞬間
プロ野球界において、
日米通算最多安打4,257本という
世界ギネス記録の偉業を打ち立てた
「イチロー選手」をご存知でしょうか。
彼は“努力の天才”と呼ばれるほど、
練習に練習を重ねてきました。
そんなイチロー選手の名言に
『特別なことをするために特別なことを
するのではない、特別なことをするために
普段どおりの当たり前のことをする。』
というものがあります。
これは
野球に関わらず多くのことに言えること
ではないでしょうか。
自分の道を切り拓き活躍している人は
ある日突然そうなったわけではありません。
普通の人なら当たり前すぎて通り過ぎている
ようなことをひたすら続けていった結果、
特別な存在となったのです。
突然のように
“悟り”や“覚醒”が起こるなどと
いうことは誰にも起こりません。
そのときその瞬間に存在するのみです。
そして、そのとき、
あなたは“当たり前”と同期しているでしょう。
その当たり前が“運気”です。
上手く調子にのってみよう
-神経・ホルモン-STEP5
でお伝えしたように、
自然界の波をうまく利用して
あなたの状態を改善していくことができます。
調子のいいときに
“調子にのって”痛い目にあうことが
ありますが、
うまく調子にのって
弾みをつけることもできます。
あなたの現在の病状から
運気の波を感じてみることで、
そこから普段の取るべき行動を
考えてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか？
運気には良いとき悪いときのように
波があるとお伝えしました。
それでは悪いと感じるときは
どう過ごせばよいのでしょう。
難病患者の目線でお伝えします。
次回、STEP.7は
『運気が悪いときの難病養生法』
をテーマにお話しします。
今回のお話は以上です。
最後まで読んでいただき
にありがとうございました！
