ご縁・運気 STEP.7

運気が悪いときの難病養生法

思考だけでダメな時もある

「今日は運が悪いなぁ」

そんなふうに感じるときは
ありませんか?

私の難病が最盛期だったころは
本当に何をやってもダメでした。

だから体をどうこうすることは
あきらめて、

思考を完全にポジティブにすることで
悪いことも良いことに置き換えて

「なんとかなる!」
「なるようにしかならない!」

と自分に言い聞かせていました。

それでも結局変わったのは
私の思考パターンのみでした。

私をとりまく環境は何も変わらず

「運がわるいせいだ」

と今度は運のせいにして
ごまかそうとしたこともありました。

運が悪いときというのは
本当に何をやってもだめなのでしょうか。

 

体の奥で感じてみる

運が悪い時期を運気のリズムの中の
“裏運気”の時期ととらえる考え方があります。

12年
12ヵ月
12日

という運気のリズムがあり、

12年のうちの2年
12ヵ月のうちの2ヵ月
12日のうちの2日

は自身の特性が普段とは正反対に
なっているという捉え方です。

普段から出来ていたことが
急に出来なくなったり、

何とも思わなかったことに対して
急に気になったりします。

これは悪いことのように
思う方もおられますが、

昼がくれば夜がくるように
人間にも表と裏があります。

”表裏一体”というように、
いま目の前に見えていることも

そのすぐ隣に真逆のことが
存在しているということです。

いまあなたの身に病気の症状として
起こっていることはどういうことなのか、

あなたの思考を抜きにして
俯瞰するように眺めて
みてください。

すると、
それまで体の外側として見ていたことが

体の内側を観ることにつながり、
全体として起こっていることが
腑に落ちてきます。

 

予感は意外と当たっている

分かりやすい事例を
ひとつ挙げてみます。

中国に古くから伝わる“三脈”を
ご存知でしょうか。

・右手首の親指側の動脈
・首の左側の頸動脈
・首の右側の頸動脈

通常、この三つの脈の脈動は
一致して動くのが分かります。
(ぜひ試してみてください)

しかし、時として
三脈に乱れが生じる場合が
あるというのです。

乱れ方によって以下のようなことが
近い未来に起こると言われています。

●三つともバラバラのとき
 ➡命にかかわる危機

●右手首の親指側の動脈だけズレているとき
 ➡人間関係のトラブルの危機

●首の左側の頸動脈だけズレているとき
 ➡物や金銭の窃盗、詐欺の危機

●首の右側の頸動脈だけズレているとき
 ➡身体の衰弱による病気やケガの危機

科学的根拠があるわけではないですが、
動物が地震や災害の前に異常な行動を
とる様子が観察されているように

自然界で起こることには何らかの予兆が
ある
ものと考えられます。

「いやな予感がする」

といって何かよく分からないけど
予定していたことを辞めた経験は
少なからずあるのではないでしょうか。

その感覚が私たちが生きていく上で
とても大切な感性だということです。

 

 

視えることが全てではない

あなたの目の前で起こっていることを
“見ようとする”のではなく、
何となく眺めてみてください。

能動的に見ていた事象は
自然とあなたの目に入り、
受動的に切り替わっていきます。

そのときあなたは何を感じ
どう心が動いたのか、
内面を観てみましょう。

ひとつの病気をとっても、
それまで見えないと思っていたものが
自然に在ることに気づく
かもしれません。

あえて“見ない”ようにすることで
道を切り拓けることもあるのです。

 


 

いかがでしたでしょうか?

裏運気のときは
次のサイクルへの準備期間ともいえます。

だからといって、
運気が悪い流れのときは

見方を変えてじっとこらえいればよい
というわけではありません。

準備期間だからこそ
出来ることがあります。

次回、STEP.8は

『難病改善の前の運気改善法』

をテーマにお話しします。

今回のお話は以上です。

最後まで読んでいただき
にありがとうございました!