難病改善に期待できる腸活
腸活は難病に期待できるのか
新型コロナウイルス感染症が流行し
免疫力が注目されるようになり、
その流れで、
“腸活”は一般的に広く
認知されるようになりました。
しかし腸活とひと言でいっても
具体的に何をしたらよいのか、
なんとなくしか分からないですよね。
とにかく腸に良い食べ物を
摂ってみようと試してみるものの、
・便秘が治らない
・偏頭痛が改善しない など
思うような効果が得られないという
声を見かけることがよくあります。
そして、難病までになると
そのハードルはグッとあがります。
実際のところ、
腸活を行うことで難病改善の効果が
期待できるのでしょうか。
腸をうまく機能させる
多くの難病には
きく関与しています。
腸内には体の免疫細胞の
約7割が存在しており、
免疫力に大きく影響します。
そのため、
内環境が悪化すれば免疫力も低下し
難病の症状も悪化する可能性があるのは
なんとくイメージできると思います。
つまり、
腸内環境を良くすることは
難病を安定し改善させる可能性を
もっているということです。
ただ、
腸に良いからといって
いくら良質な食材を摂っても
しっかり腸が機能していなければ
期待する効果は得られません。
しっかり機能する
“動きの良い腸”にすることが
腸活の第一歩です。
そのためには
どうすれば良いと思いますか?
便の状態から調子をみる
具体的な数字で示すと
『善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7』
が理想の腸内環境と言われています。
でも、
お腹の中の菌の割合なんて
分からないですよね。
だから、
定期的な排便があるか、
まずチェックしていきましょう。
便秘が必ずしも腸内環境悪化の
原因とは限りませんが、
見えるかたちとして
セルフチェックしやすい
3つのポイントを取り上げてみます。
①定期的な排便はあるか
毎日排便があるのが理想ですが
必ずしも毎日でなくとも大丈夫です。
大切なのは、
定期的なリズムで排便があることです。
いつも便をもよおす時間を
振り返ってみましょう。
②毎回、スッキリとした感覚があるか
排便の際、
スッキリと出る感覚が
あるかがとても大事です。
毎日排便があったとしても、
スッキリ感もなく、
出すのにもひと苦労する場合は
便秘の状態であると言えます。
③色や形、においはどうか
一般的には適度な軟らかさのバナナ状で、
黄土色~茶色がよいと言われています。
鼻につく臭いがなければなお良しです。
また、
私の経験上の話ですが、
水に浮く時はとても腸内環境が
いい状態と把握しています。
自分の便をまずまずと見る機会は
かなか無いと思いますが、
腸内環境を把握するために
誰でも簡単にできる方法です。
結果をつねに意識する
腸内改善のために
何を摂ればよいのか
迷ってしまう方は多いです。
そんな方は
逆転の発想をしてみてください。
摂る方ではなく、
出る方を見るのです。
出ている便の状態は
あなたの食生活の結果を表わしています。
つまり、
そこから得られた結果から
食生活を修正しながら
ととのえていけば良いのです。
あなたの体質に合わせた食生活を
少しずつ築いていきましょう。
いかがでしたでしょうか?
腎臓、便と体から出す機能は
ヒトの体に備わっています。
実は、
この2つ以外にも
体から出す機能はあるのです。
難病改善には
体全体のデトックス機能を
高めていくことが大切です。
次回、STEP.7は
『全身デトックスで難病改善』
をテーマにお話しします。
今回のお話は以上です。
最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございました!