いのち STEP.9

難病人生を豊かにするために

人生にはステージがある

難病を患っていると、

「人生楽しくない」
「人生思い通りにならない」
「人生変えたい」

などと、
ふと思うときがあります。

いまでこそ、
人生がガラッと変わり
楽しい人生となった私ですが、

人生EPISODE.3でもお話ししたような
大学生活を単に好きなことをして過ごす
ような話ではありません。

私の提供している手法を
自ら実践し続けるなかで、

人生のステージが変わっていくのを
実感することができました。

そして、
新しい世界に挑戦する面白さが

結果として愉しいという感情に
つながっているのです。

今回は人生を豊かにするコツを
お伝えしていきます。

 

別のところに着目してみる

おそらくほとんどの
難病患者さんは、

難病が人生の足かせになって
不自由な気持ちを抱いているのでは
ないでしょうか。

何をするにも難病の存在が
頭をよぎり心から楽しめない、

だから難病をまず何とかしたい、
そう考える方が多いです。

難病に問題があるのなら
そのアプローチは自然なように感じます。

しかし、
本当にそれは自然でしょうか?

病気自体を何とかしようとするのは、
あなたが病院に行き治療をしている
“対症療法”と似ています。

「これが体に良いんだ」

といって健康食品を摂るのも
広くみれば対症療法の一種です。

それは何故かというと、

食べ物が原因で難病になったのなら、
もっと多くの人が難病を患っても
おかしくないと思いませんか?

毎日カップラーメンやお菓子を食べても
病気にならない人は存在します。

確かに食事も病気の一因となることは
食生活の変貌をみても分かりますが、

難病はもっと複雑な要素が絡み合って
病として現れていると考えます。

また、病気を患っていない人でも
人生が豊かと感じられない人はたくさんいます。

自由な時間やたくさんのお金を
手に入れて豊かになったと
感じている人もいます。

しかし、
この世界は次第に雲行きが怪しく
なってきていると感じませんか?

豊かさを求めて頑張ってきた人々の
行く末はどこなのでしょう。

“本当の豊かさ”とは何なのでしょう。

 

思い込みが可能性を狭める

『井の中の蛙(いのなかのかわず)』
ということわざをご存知でしょうか。

自分の知識や経験にとらわれ、
他に広い世界があるのを知らない
ことを例えた言葉です。

世の中の科学は発展し、
あらゆる分野で知識が蓄積され
体系化されるようになりました。

身の周りのことの多くは
科学的根拠を基に説明できるようになりました。

その影響で、
人々は何か行動を起こすためには
科学的根拠に重きを置くようになったのです。

特に医療においては
科学的根拠は特に重要な要素と
なってきています。

効くか分からないような薬を投与
れたらどうですか?

効いたとしても副作用が強かったら
どうですか?

ここで大事なことは
たとえどんなに科学的根拠が
あったとしても、

あなたの体内にどう作用するかは
誰にも分からないということです。

なぜなら、
科学のすべては“仮説”が前提として
存在することで成り立っており、

その仮説自体を証明することは
誰にも出来ないからです。

何が言いたいのかというと、
最初から科学的根拠という仮説(井戸)の
中に入る必要はない
ということです。

 

 

感覚はあなただけの領域

あなただけにしか
解りかねない領域、

視覚=見ること
聴覚=聞くこと
触覚=触ること
味覚=味わうこと
嗅覚=嗅ぐこと
第六感=感じること

これらの領域に
科学的根拠は存在しません。

ただそこに
あなただけの感覚だけが
存在しています。

あなたの人生を豊かにするには

「あなたがどう生きていくのか?」

が非常に大事な要素になります。

詳しくは私のサポート内で
直接お伝えしていきますが、

まずは
あなた自身の感覚を大事にして
ほしいです。

 


 

いかがでしたでしょうか?

ここまで、
魂を含めた“いのち”をテーマに
難病についてお伝えしました。

私たち難病患者の行く末は
一体どうなるのか。

私たちは一体どんな行動を
とっていけば良いのか。

私なりの考え方を織り交ぜながら
皆さんにお伝えしていきます。

ぜひ一緒に考えていただけますと
私の活動の質を向上させる助けになります。

次回、最終STEPです。

『いのちで繋がる難病の世界』

をテーマにお話しします。

 

今回のお話は以上です。

最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございました!