-人生-EPISODE.6

難病患者の生涯のパートナー

かけがえのない仲間の存在

私は会社員時代に、多くの仲間と巡り合うことができました。

同じ目標に向かって支え合う姿は、まるでスポーツの世界のようで、 “スポーツマンシップ”の在り方は社会人としての姿勢にも通ずるものがあると感じました。

経済状況が厳しい中でも、仲間の存在があったからこそ進むことができた――

そんな体験から、私の中にある思いが芽生えていきます。

「人生のパートナーが必要だ」

 

パートナーと出会う難しさ

学生時代から難病に振り回され、青春時代を楽しむことすら許されなかった私。

そんな境遇だったからこそ、人生に真剣に向き合い続けてきました。

けれども、女性との交際経験がなかった私は、 まず“どこで出会えばいいのか”すら分かりませんでした。

そんな折、知人からコンパ(飲み会)に誘われたのです。
「こういう出会い方もあるのか」と、世界が広がった感覚がありました。

私は思いました。

「とにかく出会わなければ、何も始まらない」

そうして街コンなどのイベントにも参加するようになりました。

でも正直、「この広い世界の中で、理想の相手に出会えるのだろうか…?」 と半信半疑な気持ちもありました。

 

「運命の人」がそこにいた

あるとき、ひとりの女性と出会います。

その方が未来の妻になるなど、夢にも思っていませんでした。

そのときの飲み会では、言葉を交わすこともなかったのに、 なぜか後日、再会する機会が訪れたのです。

さらに驚いたことに、 その女性が、飲み会後に初めて再会した異性だったのです。

初めてのデートの日、 私は確信に至りました。

「この人が、生涯のパートナーだ」

初対面に近いはずなのに、 過ごした数時間があまりに自然体で、 まるで“空気のような存在”だったのです。

こんな感覚が本当にあるのかと疑いたくもなりましたが、 何か目に見えない力が働いているように感じました。

現代科学では説明のつかない、“ご縁”の存在を信じざるを得ませんでした。

 

ご縁が人生の流れを決める

会社での仲間との出会い、 人生のパートナーとの出会い――

それらの出会いが、すべて“ご縁の力”で結ばれていると感じています。

私が提供している「難病サポート」では、 この“ご縁”や“運”の要素をとても大切にしています。

人生には波があり、いつも順調とは限りません。 ときには“病気”というかたちで、つらい出来事が起こることもあります。

そのようなときこそ、冷静にいまの自分の状況を見つめ、 進むべき道を判断することが必要です。

しかし、難病は不安がつきもの。 不安はさらなる不安を呼び、状況を悪化させてしまう傾向もあります。

そんな時こそ、 「誰かに胸の内を話すこと」が、不安を和らげるきっかけになります。

まずは、公式LINEで大丈夫です。 気軽に現状をお話しください。

魂のつながりを意識したサポート

病気ではなく、“人生”を軸にして適正化を図っていく 「難病サポート」では、 ご縁の力と“魂のつながり”を大切にしています。

身体や心はセルフケアでもある程度コントロールが可能です。 しかし、“魂”という存在はとても繊細で、 その扱いを誤ると病気の悪化につながることさえあると私は考えています。

だからこそ、“安心できる関係性”は絶対条件。

私とご縁がつながり、 信頼してサポートを受けてくださる方がいれば、

“誠心誠意、魂をこめて” その方の人生に寄り添うサポートをさせていただきます。

 

人生のパートナーと出会うことができた私。 順調に思えたその矢先、 これまでにない、人生最大の試練が私を待ち受けていました。

人生山あれば谷あり、 闘病の道はまだまだ続きます。

――― EPISODE.7へつづく ―――