健康に良い食品は高すぎる
健康維持にはお金がかかる
自然食品や健康食品を扱うショップに
行ったことはありますか?
ネット検索でも多くのショップを
見つけることができますね。
私も自分の病気に合いそうな食品を
「とにかく体に良いものを摂取して
病気を治すんだ!」
と買い漁っていた時期があります。
気づけば毎月のようにクレジット請求
で振り回される生活になりました…。
ごく一般的な会社勤めの自分に
これを続けるのは無理だなと思い
断念しました。
健康に良い食品ほど高いから
手を出すことは出来ない。
だから我慢しながら何とかやり過ごす
ことしかできないのか?
そんな、経済的な悩みで病気から
抜け出せない方は必見です。
高ければ良いものなのか
まず、健康に良い食品が
高いことの原理を考えてみます。
・原材料の希少価値が高い
・特別な製法で作られている
・少量しか作れない など
いつくかの理由が挙げられますが
そもそも健康食品の価格帯の相場が
高いことも一つの理由です。
もし、健康に良い食品が安価だったら
どう感じますか?
「本当に効果はあるのだろうか?」
と疑ってしまうのではないでしょうか。
人は価値の高いものには、
それ相当の効果があると思い込みます。
心理学ではヴェブレン効果と言われています。
だからといって、
だまされている訳ではありませんが、
消費者側もよく考える必要はあります。
健康食品にうたわれている効果を
よく見てください。
○○エキス配合や
△△mg配合などの
成分表示があるはずです。
健康効果があると研究結果が出ていた
としても、それがあなたに適用されるかは
別の問題となります。
うたわれている効果について
あなたが納得した上で摂らないと
無駄な出費になる可能性があるのです。
栄養豊富だから体に良いのか
例えば、
栄養ドリンクで有名なフレーズ
“タウリン1000mg配合”
この商品を上回る
“タウリン3000mg配合”
のものが発売されたとします。
あなたならどっちを買いますか?
「沢山入っている方が
効果が高いに違いない!」と思って、
タウリン3000mgを買ったとします。
しかし、
人の体には摂取量の限度があります。
摂りすぎてしまった成分は体外に
そのまま放出されてしまうのです。
栄養ドリンクを飲んだあと、
尿が黄色くなるのはよくある例です。
せっかく効果の高い健康食品を摂っても
体にとってより良いものかは
あなたの体しか分かりません。
また、
ひとつの栄養成分をとっても
さまざまな食品に同じ栄養成分が
含まれているものです。
栄養を沢山とることも大事ですが、
食べる時間・食べ方・食べ合わせなど
健康はさまざまな要素が重なることで
成り立っています。
健康維持にはバランスが大切
体内のバランスが崩れた瞬間
あなたの体に不調がおとずれます
でも、
それは体からの大事なサインです。
体が喜ぶことは
たくさん栄養を摂ることよりも
バランスを保ってあげること。
栄養価の高いものを摂るのも
悪いことではないです。
でもその前に、
あなたの体との関係性を考えて
バランスをとってあげることが
病状安定につながるのです。
いかがでしたでしょうか?
スピードが求められる現代社会、
人々は毎日忙しく過ごしています。
ゆっくり食事を摂れない日もあります。
時間をかけずに栄養を補うなら
“サプリメント”
が手軽でいいですよね。
でも、病気の治療には有効なの?
と疑問に思うことがあります。
次回、STEP.7は
『病気にサプリメントは有効か』
をテーマにお話しします。
今回のお話は以上です。
最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございました!