食の在り方で難病を克服する
食とは本来愉しむもの
“医食同源”
食と医療と本質的には同じ。
そう以前お伝えしました。
私自身、食を見つめ直して
10年以上経ちます。
いま思えば、
「病気が悪くなって当然」という
食生活を送り続けてきました。
それは、
世間一般的に言われている
「これが悪い、あれが悪い」
という科学的な評価ではなく、
“体がそう言っている”
という自然界からのメッセージです。
自然は不変でありつつも
常に変化し続けています。
現在の私も、
健康に良い食品のみを
食べ続けているわけではなく、
そのときその瞬間に食べたいと
思ったものを摂取しています。
その中には多くの人が
「食べちゃダメ」というものも
しっかり入っています。
なぜなら、
食を愉しみたいから。
世の中で言われている観点と
似て非なる考え方です。
食の在り方という観点から
体内をどんな状態にしたらよいか
についてお伝えしていきます。
体の循環をととのえる
体の中は常に循環しています。
細胞の新陳代謝が定期的に行われ
人の生命活動は維持されています。
この新陳代謝が正常であれば
すべての細胞が生まれ変わるのに
約7年かかると言われています。
“7年”という数字をどう捉えますか?
「7年もかかるのか…」
「たった7年で生まれ変わるのか」
捉え方は価値観次第だと思いますが、
この機能自体は揺るがない事実です。
しかし、これは
新陳代謝が正常だった場合の話です。
もし、
あなたの体が
歪んでいたらどうでしょう?
もし体内の水が汚れていたら
「地球上における水の循環」
で例えてみましょう。
大気中の水は約10日
土壌の水は約50日
地下水は約1000年
海水は約3000年
これはあくまで目安の数字ですが
どこに流れている水なのかで
循環の速度は大きく異なります。
もし、
世界中の海水が汚れきってしまったら
綺麗になるまでとてつもなく長い年月が
かかってしまうことが分かりますね。
さらに、
その汚れた水が世界中を循環し
続けることも意味します。
これは、
自然界に歪みが生じてしまった
状態といえるでしょう。
体内でも同じことが言えます。
血液などの体液が汚れた状態であれば
それがずっと循環し続けるのです。
この状態で正常な新陳代謝が
行われるとイメージできますか?
食が変われば人も変わる
食の在り方で体の在り方も変化します。
体の在り方が変われば
生命(いのち)の質も変わります。
すると、
不思議なことに
生活環境も変わってきます。
これが人生好転の土台です。
身近な食生活にそのヒントがあります。
まずは循環を意識してみましょう。
いかがでしたでしょうか?
たかが一食、されど一食。
一食一食があなたの体を支えます。
食の在り方次第で
人生も変わっていきます。
そこには
大切な“心の在り方”が
存在しているのです。
次回からは
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難病から人生好転する秘訣
【-免疫-】
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をお送りします。
今回のお話は以上です。
最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございました!