ご縁・運気 STEP.4

ご縁に感謝し広がる難病人生

目に見えないご縁もある

出会いに感謝したこと、
感謝されたことはありますか?

私は両方あります。

ご縁の対象は目に見えるもの
のみとは限りません。

病気も感謝の対象になり得ます。

私は長年病気に苦しめられてきましたが、
病との出会いがあり、素晴らしい
人生を送ることができています。

多くの気づきをもたらしてくれる
病の存在には感謝しかありません。

 

悪いご縁もとらえ方次第

ご縁というもの自体は
ハッキリと確認することは出来ません。

「そんなものは信じない」

という方はそれでも構いません。

信じる、信じないは
関係のない話だからです。

そもそも、ご縁というものは
自然に巡っています。

人間関係をつくることをご縁と
考えて行動している方もいます。

この社会で生きていくために
人脈は必要な要素の一つですが、
それは社会の上での話です。

あなたの人生という場では、
無理に人間関係をつくろうとする
必要はありません。

あなたが心の底から

「この人とつながりたい」

と感じたときにつながればいいのです。

ここでいうご縁というものは、
利害関係を越えた先にある
純粋な人間関係です。

そして、
つながることで良いことばかりが
起きるわけでもありません。

つながりを持つことで
あなたにとって問題となる場合もあります。

それは、
あなたが何かに気づくために
出会うご縁になります。

むしろその方が
多いのかもしれません。

病気もそのひとつです。

それは身体からのメッセージと
あなたとの出会いです。

もし、体の細胞や臓器が
何らかのメッセージを出さず
ずっとそのままであったらどうでしょう。

気づいたときには手遅れで
自然に回復するのが困難なほどに
なってしまうかもしれません。

「気づかせてくれてありがとう」
というのが病気への自然な在り方
ではないでしょうか。

 

身体への過信にご注意

東洋医学に

「同病異治(どうびょういち)」

という考え方があります。

同じ病気でも、その人の体質などによって
違う治し方をするという意味です。

体質は
“実証”と“虚証”に大きく分けられます。

実証➡活発的な人
虚証➡穏やかな人

と簡単に説明することができます。

あなたの身近に
いつも元気でエネルギッシュな人はいませんか?

寝る間も惜しんで
活動しているような人です。

体が丈夫でいいな、
と思ったことがあるかもしれません。

確かに実証の方は
比較的体が丈夫な場合が多いのですが、
疲れを感じにくい傾向があります。

「あんなに元気だった人がなぜ・・・」

風邪知らずで元気だった人が
突然、がんを宣告されてしまう話をよく聞きます。

実証の方は普段疲れをあまり感じない分、
つい無理をして体に負担をかけてしまう
ことが多い傾向があります。

この負担がストレスとなって
体に歪みを生じさせるのです。

-自律神経・ホルモン-STEP.9
でお伝えしたように、

何でも前向きに突き進めば
全てが良くなるという考え方は
後々になって無理が生じます。

普段から
体をよく使っている人ほど
体の変化をよく確認し、

気づいたときに
「いつもありがとう」
と体に感謝する心が大切です。

 

感謝の時間を大切に

感謝は人からされるもの
と思っていた方は、

寝る前など静かなときに
自分の体に感謝してみてください。

なんとなく、
心の奥の方でジーンとするのを
感じられると思います。

すると、
いろんなところにご縁が潜んでいた
ことに気づいていきます。

ぜひ、やってみてください。

 


 

いかがでしたでしょうか?

ご縁について
なんとなくイメージが
変わったかもしれません。

今度はご縁と関係のある
“運気”を軸にお伝えしていきます。

占いでもよく言われる運気とは
いったい何なのでしょう。

次回、STEP5は

『難病患者は運が悪いのか?』

をテーマにお話しします。

今回のお話は以上です。

最後まで読んでいただき
にありがとうございました!