医学・医療 STEP.10

難病への氣の持ち方

医学を集結し難病根治に挑む

ヒトがヒトを制する時代

現代医学は
遺伝子という前人未到の領域に挑み
どこへ向かうと思いますか?

今回は答えのないテーマに挑戦です。

答えがないというのは、
病気を患う方ひとりひとりが
どうするのかが重要だということです。

この記事では
医学をめぐるこれからの社会の流れを
分かりやすく伝えていきます。

 

ひと昔前にみた
“ドラえもん”の世界観が
夢の話ではなくなるほど科学の発展は
目ざましいものがありますよね。

学生時代に科学を学んできた私にとっては
ワクワクする気持ちの反面、
怖いイメージが浮かぶ面もあります。

医学の世界は
ヒトの根源に触れるまでに至りました。

人類は難病の根源に挑み
病を制することが出来るのでしょうか。

 

医療の在り方が問われる

日本における医学教育・研究は
大学医学部を中心に進められ、
高度で専門的な医療を提供してきました。

また、
地域の中核的な医療機関として地域医療の
維持にも大きく貢献してきました。

最新医療設備も導入し
難病治療も行う大学病院ですが、

診療などの時間が負担となり、
研究に費やす時間を確保できなく
なってきているといわれています。

 

さらに、
2024年度から施行される
「医師の働き方改革」により

教育の質の低下、研究成果の減少が
懸念されています。

高度医療の提供などによる
財務・経営状況の悪化により、

診療の質が低下してしまうことは
患者側としても良い流れではありません。

日本政府は2035年を目指して、
よりよい医療環境を構築するために

“保健医療”の価値を高める
取り組みを始めています。

 

すでに統合医療は存在していた

ここで約250年ほど遡り、
江戸時代の医療をみてみます。

江戸時代の医療は、
町医者や薬士、民間療法師などを
中心として提供されていました。

薬に関しては、
薬草を基にした自然療法が中心で
漢方薬の他に民間療法に基づく薬が
提供されていたといいます。

地方や農村部では、
医療施設へ行けなかったこともあり、
自然療法をベースとする民間療法の
存在が大きな役割を担っていました。

-食養生-でお伝えした内容も
その考え方がベースにあります。

 

この文化の中で西洋医学が伝わり、
和洋折衷の医学が形成されつつあった
時代でもありました。

東洋医学の“未病”をセルフケアし、
西洋医学の“病”を取り除くという、

現代でいう「統合医療」が
既に行われていたのです。

 

 

科学と非科学の融合がカギ

医学の進歩を期待するのは
悪いことではありません。

しかし、
そこに期待するあまり、
依存しきってしまう
のも
何となく違和感がありませんか?

難病の克服には
古来から自然と生きてきた智慧と
現代医学が合わさってこそ、
希望がみえてくるのではないでしょうか。

病はヒトの力で制するのではなく、
自然の力でやわらかく緩和していく
のが

自然に生きるヒトにとって
適切な在り方ではないかと思うのです。

 


 

いかがでしたでしょうか?

ここまで7つのテーマについて

お伝えしてきました。

次回からは

少し違った観点で

アプローチしていきます。

難病をあなたの人生のなかの

ひとつの要素としてみていきます。

気になる方は

ぜひお付き合いください。

次回からは、

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をお送りいたします。

 

今回のお話は以上です。

最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございました!