難病の自分に自信をもてない
難病を弱みと思ってしまう
難病を抱えていると、
健康な人と異なる対応を
とられることってありませんか?
私の場合、
・生命保険に入る時
・就職する時
・献血する時
がなんか違う対応をされているな
と感じる場面でした。
こういうとき、
なぜ異なる対応なのかというと、
病気を一つの“リスク”と
とらえているからです。
私は気をつかって欲しくないタイプ
なので、本当に嫌なのですが、
相手に難病であることを伝えたとき、
それを聞いて申し訳なさそうにする
反応には複雑な思いを抱きます。
「自分は悪いことをしていない
はずなのに・・・」
と正直変な気持ちになりました。
難病を自身の“弱み”と捉えてしまい
自信を持てず一歩を踏み出せなかった
経験もありました。
『どうせ理解されない』
と閉鎖的になってしまっている
あなたに伝えたいことがあります。
自信をもつかはあなた次第
難病をリスクと捉える。
これは、
あなたではない誰かが決めたこと。
あなたの
「自分の弱みをみせたくない」
という気持ちはとても分かります。
でも、
その弱みを理由に何かを
あきらめたり我慢していませんか?
持病があるからといって
あなたという人間は
否定されるべきではありません。
他人からどう見られたって
あなたはあなた。
他人からあなたに「大丈夫ですよ」と
認めてもらうのも大事なことですが、
あなたが自信を持つかどうかは
あなた自身が決めることです。
自ら動けば周りも呼応する
『啐啄同時(そったくどうじ)』
という禅の言葉をご存じでしょうか。
卵の中の雛と
卵の外の親鳥の関係を
あらわした言葉です。
雛が卵の中から殻をつつく。
親鳥がそれに気づき、
雛に合わせて殻の外からつつく。
二者のタイミングが同時に行われる。
そうして雛は
理想的なタイミングで
殻を破ることができるのです。
雛が殻を破ろうとしなければ
親鳥は気づくこともなかったでしょう。
あなたが待っていれば
世界の方もただ待ち続けます。
でも、
あなたが一歩を踏み出せば
世界が呼応し始めます。
当たり前から見直してみる
人にはそれぞれの道があります。
それぞれが少しずつ交差しあい
この世界が成り立っています。
世界に対して恐怖を感じることも
あるかもしれません。
善と悪が揺らいでいる昨今、
親切にされていてもどこかで
疑ってしまう場面をよく見かけます。
だからこそ、
物事の本質から見極められる捉え方が
大切な時代になっていると感じます。
いま当たり前に感じていることを
見つめ直すことから始めてみてください。
いかがでしたでしょうか?
一歩を踏み出し闘病を決心するも
長きに渡る闘いに
心が折れそうになる時もあります。
そんな時どうすればいいのか。
次回STEP.10は、
をお伝えします。
今回のお話は以上です。
最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございました!