自然 STEP.7

難病なのになぜか愉しい人生

自然体のイメージは人それぞれ

「自然体で生きる」と聞いて
どんなイメージを持ちますか?

・穏やか
・楽しそう
・自信ありそう

あなたはどうですか?

人によって価値観の違いで
解釈も異なると思います。

 

大事なのは、
自然体で生きることではなく、

自然体で生きることで
“あなたがどう在りたいか”です。

 

私からひとつ、
そのヒントをお伝えします。

参考にしてみてください。

 

楽しむのではなく愉しむ

「楽しい」
「愉しい」

どちらも
「たのしい」と読みます。

“楽しい”は皆さんが普段
使われる印象がありますが、

“愉しい”を使っている方を
ほとんど見たことがありません。

この2つの違いは何なのでしょう。

 

まず、“楽しい”は、

「すでに存在する与えられたものに
対して楽しく過ごすこと」

という意味を持っています。

一方、“愉しい”は、

「自身の気持ちや想いから生じる
楽しい状態のこと」

という意味を持っています。

 

この2つの違いがわかりますか?

 

子どもは愉しく遊んでいる

「子どもの遊び」を例えにして
考えてみましょう。

LEGOブロックで
遊んだことはありますか?

最近のLEGOは
映画やゲームのシリーズをイメージした
セットで売っているのをよく見かけます。

「ブロックで好きな世界観を
つくることが出来るんだ!」

とワクワクしてきますね。

 

作り方の説明書が入っているので
その通り組み立てていく作業は

“楽しい”時間ととらえることができます。

これは与えられた世界観で“楽しむ”
という遊び方です。

最初は楽しいけど
2回目からは同じ作業なので
楽しさは薄れてきます。

同じおもちゃばかりで遊んで
子どもが飽きる現象はこのためです。

 

では仮に、
このLEGOに何の世界観もなかったら、
子どもはどうなりますか?

大人であれば
「何をつくろうか」
と考えるかと思います。

対して子供の場合は、
自分の好きなように自由に何かを
組み立て始めます。

上手い下手は関係ありません。
一心不乱に何かを創っています。

この遊びには終わりがありません。

「ほら、早く帰るよ!」

と大人が声をかけても帰りません。

子どもが自身の世界観をLEGOに
投影する作業は、

心から“愉しい”時間を過ごしていると
とらえることができます。

 

自分から発信する遊びは、
何度やっても“愉しい”のです。

以上が
“楽しい”と“愉しい”の違いです。

 

 

難病に必要な愉しさとは

「難病で何が愉しいんだ!」
と言われそうですが、

難病を患っても愉しい人生と
愉しくない人生のどちらも否定しません。

その双方に人生の味わいがあり、
どちらを取ってもいいのです。

勘違いしないで欲しいのは
愉しく生きることが
“ただ好きなように生きる”こと
ではない
ということです。

 

このブログには、
あなたが“愉しい難病人生”を
送るためのエッセンスがつまっています。

大切なのは
ここでお伝えしたエッセンスを
あなたがどう人生に活かしていくかです。

すこやかで愉しい人生のため、
ぜひご活用ください。

 


 

いかがでしたでしょうか?

愉しさについて
何となく理解していただけ
ましたら幸いです。

難病を克服したい方は
さらに次のステップがあります。

愉しさは難病をも
なくしてしまう可能性を
秘めているのです。

次回、STEP.8は

『愉しい人生は難病を無に還す』

をテーマにお話しします。

 

今回のお話は以上です。

最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございました!