現代社会をみて、
あなたはどう思いますか?
さまざまな意見があるかと思いますが、
いまの世の中をみて「治まっている」とは
言い難い状況です。
現代社会は❝乱世❞であると感じます。
病気を持った方、障害を持った方は
一般的には❝社会的弱者❞として認識されています。
なぜなら、
何らかの支援や補助を受けなければ生きて
いけないような立場に置かれているからです。
例えば、
あなたが企業の採用者の立場として、
健康な方と、障害を持った方が応募された場合、
どちらを採用しようと思いますか?
重い病気や障害の経験がある方であれば、
情が働いて深く考えるかもしれません。
ところが、
世間一般的にみて採用されやすいのは
健康な方であるのが現実でしょう。
なぜなら、
一般的な企業は利益追求のために人材確保を
費用対効果で考えるからです。
少ないコストで沢山働いてくれる人を
雇いたいのです。
では、
持病が障害があるからという理由で
働けなくなった方々はどうやって
生きていけばよいのでしょうか。
働きたくても働けない方については
経済的支援を活用できる場合があります。
「障害年金」は公的な支援制度のひとつで、
働けなくなった方を社会全体で助け合おう
という素晴らしい制度といえます。
ところが昨今は、
社会全体に歪みが生じ始めており、
心身に何らかの不調を抱えている方が
増加傾向にあります。
心身の不調が慢性化してしまうと、
慢性疾患に発展する傾向にあります。
実際に、
慢性疾患の患者数は世界的に増加傾向にあり、
この先10年で急速に増える予測がされています。
助け合いの社会的秩序が乱れていけば、
助からない人が現れる可能性が出てきます。
自殺者数が毎年2万人以上の規模で推移している
ことが既にそれを物語っています。
超高齢化社会に突入していく未来をみれば
社会保障費が増えていくことは免れず、
増税の流れは避けられないでしょう。
そうなったとき、
社会全体に負担増という重圧がのしかかります。
その重圧がさらなる負の循環を招き、
世のなか全体として悪い流れが起こるのです。
日本は経済成長を経て「成熟社会」へと
移り変わっていきました。
この成熟社会で必要になることは、
『成長するための競争』ではなく、
『成熟するための安心』であると考えます。
すでに持病や障害をお持ちの方は、
❝自身を護る術❞という「安心」を、
未病(病気に至る前)の状態の方は、
❝病気を防ぐ術❞という「安心」を
備えておくことが、
これからの時代を生き抜くために
必要不可欠な術であると考えています。
佐伯生薬では、
❝社会問題解消型❞の非営利事業として、
どこまでも
「安心を提供するスタイル」
を追求しております。
❝木❞に話しかけるつもりで、
まずはお気軽にご相談ください。
佐伯生薬