難病の原因は“食”にある?
難病と食の関係性は
難病改善のため、食に関する情報を
調べたことはあるかと思います。
昨今では健康意識の高まりから
健康づくりのために“食を見直そう”という
発信をされる方が増えています。
“医食同源”という漢方の言葉があるように
健康を保つためには食も医療も本質的に
同じと考えられているからです。
健康づくりに食の在り方が大切なのは
感覚的に分かると思います。
「なんとかして、難病と関係のある
科学的根拠を得たい」
と難病と食の関係性について情報を
とり続けていた時期もありました。
しかし、
断片的な情報はあれど、
どれも決定的根拠に欠けました。
そこから、自身の体を実験台に
未知なる研究が始まったのです。
今回は❝食❞を切り口として
難病を患う皆さんに伝えたい
大切なことがあります。
体はすべて繋がっている
消化器系の難病に限ったこと
ではありません。
すべての難病に
何らかの形で食の在り方が
関与しています。
「体は食べたもので作られる」
という、
よく耳にするフレーズもあるように、
あなたが口から入れた食物は
消化、吸収を経て体の栄養素と
なっていきます。
栄養素は人が生きていくために
不可欠な要素なんですね。
栄養素が体中に行き渡ることで
細胞たちは働くことが出来ます。
しかし、
栄養素の偏りが起こったとしたら、
どうでしょうか?
細胞の働きに偏りができてしまい、
体の歪みのもととなってしまいますね。
主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を
1日2回以上ほぼ毎日食べている割合は、
全世代が約56%に対して
20~30代の世代は約37%
という調査があります。
(出典:農林水産省「食育に関する意識調査」)
若い世代は代謝が活発なため
多少の偏りがあったとしても
なんとかやり過ごせてしまいますが、
気づかない内に
体の歪みはどんどん蓄積していきます。
蓄積を続けたまま歳をとっていくと
どうなるか、想像できるでしょうか?
味覚からも体は歪んでいく
体の歪みの一例として
“味覚障害”についてお話します。
味覚障害とは
味に対する感度に異常が生じる
症状のことを差します。
新型コロナウイルス感染後に
味覚障害になったという報告も
ありましたね。
ここで言う味覚障害は
ハッキリと分かる部類のものではなく
あなたが気づかない内に
味覚が変わっているような状態です。
外食続きの生活をしていると
自宅で食べるごはんが薄く感じる
ことはありませんか?
濃い味が欲しくなるのは
ストレスや偏食が原因となっている
可能性がありますが、
普段から
味覚を意識して食事をとっていないと
“味覚音痴”という状態になっていきます。
その状態になってしまうと、
体が欲しているものが分からなく
なってしまい、
味覚の歪みが『体の歪み』に
繋がっていくのです。
味覚は大事な道しるべ
あなたがいつも
美味しいと思っているものは
どこで美味しいと感じていますか?
もし舌の上だけで美味しいと
感じているのであれば要注意です。
体の感覚は衰えてしまってからでは
元通りになるのに時間を要します。
「いつくになっても
美味しく食事を摂りたい」
と思う方はこの機会に
食べているものを見つめ直して
みてはどうでしょうか。
味覚はあなたの大事な道しるべです。
いかがでしたでしょうか?
食の歪みが体の歪みに繋がる。
食の在り方で健康状態も変わる。
「なんとなく分かったけど、
じゃあその逆はどうなの?」
次回、最終ステップです。
『食の在り方で難病を克服する』
をテーマにお話しします。
今回のお話は以上です。
最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございました!