難病と向き合い続けた25年間
私は13歳で難病を発症しました。
私は、持ち前の精神力で
病気を治そうと努力してきました。
「消極的思考は排除し、
積極的思考で難病に打ち勝つ!」
と心に決め、
病気に悪い食材を一切摂らない
徹底的な食事制限を実践しました。
また、
自己啓発本を何十冊と読みあさり
高額な脳力開発の教材まで購入し
マインド強化にも努めました。
ところが病気は一向に良くならず、
何とか薬で症状を抑える日々。
それでも、
「大丈夫、未来は明るい。
全ては良い方へ向かっている」と
ポジティブに明るい未来を
創り出そうとしました。
しかし内心、
未来への漠然とした不安は
残ったままだったんです。
あるとき、
結婚生活を過ごすなかで、
転機となる出来事が起こりました。
家事や育児など、些細なことで
妻と価値観の違いによる不和が生じ、
病気の症状が悪化してしまったのです。
必死に夫婦の問題を前向きに取り組んでも
一向に解決することはできず、
気づけば私は自傷行為に陥っていました。
妻には「もう無理!」と言われるほど
私は人生どん底に追い詰められました。
その中でふと、
ある事に気づいたんです。
病気は治療方法や食事内容、
マインドの良し悪しだけでなく、
物事のとらえ方や、
理想と現実のギャップによるストレスが
いかに病気に大きな影響を与えているか
ということを。
私はずっと、
つねに何かと闘っていました。
自らその闘いから抜け出せない
状況をつくりだしていたんです。
「このままではいけない。
病気を克服して不安のない人生を送るんだ」
私は病気と闘うことを辞め、
自身と徹底的に向き合い始めました。
試行錯誤の5年間の末、
物事のとらえ方、病気への在り方を
自然なかたちにととのえたことで、
それまで実践してきたマインド強化や
食事制限に対する認識も変わりました。
以前と同じことをしていても、
実践した後の実感がまったく違うのです。
物事に対する認識が変わるとともに
病気の症状も消えていきました。
さらに驚いたことは、
良いご縁が自然と訪れるようになり
次第に人生が好転していったこと。
いま世のなかでは、
難病で苦しんでいる方が沢山います。
その方々の人生を支える存在になりたい。
私が20年ものあいだ苦しんできた人生を
多くの方に経験してほしくない。
そう強く決心し、
私の経験を病気で苦しむ方に役立てるため
15年続けた会社員を辞め起業しました。
「すべての人が病気の不安なく、
健やかで愉しく生きられる
世のなかになってほしい」
という強い想いを抱きながら、
病気への自然な在り方を
ととのえるだけでなく、
人生好転へと導くきっかけとなる
「難病サポート」を提供しています。
私が提供しているサービス内容は
病気に限らず人間関係など、
人生の様々なシーンに関係することです。
ありがたいことに、
病気に限らず、
人には言えない人生相談など、
しっくりとくるアドバイスにも
評価をいただいています。
佐伯生薬
代表・難病サポーター 佐伯幸信
難病から人生好転した10のエピソード
私の難病発症から
‟宿命”にたどり着くまでに、
人生好転のきっかけとなった10の出来事を
エピソード記事にしてみました。
・入院
・就職
・結婚 など
難病を抱えながら社会生活を送るとき、
物事のとらえ方はその後の人生を左右する
ほど大事なものになるんです。
人生の大事な局面において
私がどんな考え方、とらえ方をしていたのか
エピソードを交えて書いています。
ぜひ参考にしてください。
佐伯生薬の想い。
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