ご縁が変わり難病も変化する
病気で変化した交友関係
難病を発症してから、私の交友関係は一変しました。
難病を発症する前は
毎日のように外でスポーツをして遊ぶ
やんちゃな少年でした。
それがだんだんと体の自由がきかなくなり
いつしかスポーツの出来ない体となっていきました。
思うように動かなくなる体を感じ
私は体を動かすことをやめました。
思うように体が動かない自分を
見たくなかったからです。
自由に体を動かせる友達と比べてしまい
すごく惨めな思いでした・・・。
一緒に遊んでいた友達とも
次第に会うことがなくなっていきました。
人生には幾度の出会いがあり、別れもあります。
別れのときは心にぽっかり穴が空いたような
気持ちになります。
人のご縁というものは
一体何が起こっているのでしょう。
出会いで人は変わっていく
人生を送っていると嫌でも人との出会いがあります。
世の中にはさまざまな人がいて、
良き出会い、悪しき出会いがあり
互いに影響を及ぼし合っています。
人は自分を起点にして
他人のことを判断する傾向にあります。
自分が良き人と思っている人に
「この人のようになりたい」と感じ、
自分が悪しき人と思っている人に
「この人のようにはなりたくない」と感じます。
そうあなたが感じたのなら
“それで終わり”でいいのです。
そこから、
「あの人は私のことを嫌っているんだ」
「あの人は何もわかっていない」など、
あなたではない誰かのことを
想い巡らせる必要はありません。
いつの間にか、
“あなたではない誰か”のことで
頭がいっぱいになってしまいます。
出会いというのは刹那的に起こっています。
その瞬間の感情を大事にすれば
いいのではないでしょうか。
体は経験を記憶している
例えば、嫌なことを思い出してしまう
“フラッシュバック”を経験したことは
誰しも少なからずあるのではないでしょうか。
病気の症状でいやな思いをしたから
その時した行動を再度しようとすると体が動かなくなってしまう。
私もその記憶に悩まされた時期がありました。
これは精神的異常ではなく、
ヒトの本能として備わっている機能なんです。
生きるために危険を回避しようとする大切な機能です。
この機能があるおかげで私たちは
危険から身を遠ざけ、生き延び続けることができています。
トラウマになるほど人間関係で嫌な思いをした方は、
「嫌な思い出が蘇ってしまう」
と不快な気持ちになることもあるでしょう。
でも、「体はちゃんと機能しているんだ」と
体に感謝し受け入れていくことで心の在り方も変わり
だんだんと意識が変わってきます。
体が何のためにそのメッセージを送っているか
深くイメージすれば、必ずしもあなたにとって悪いことではないと
実感できるようになるはずです。
出会いは感性を豊かにする
初対面の人と出会うとき
ひどく疲れた経験はありませんか?
それは、
人と出会うことで感性が刺激されているからです。
人に出会い感じたこと、考えたこと、
自分の感性に触れてみましょう。
新しい出会いがあなたの新たな一面を
見せてくれるかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
今回お話したご縁に関連して
「引き寄せの法則」という言葉があります。
スピリチュアルな世界でもよく出てくる言葉です。
難病改善には人の助けが必要なときもあります。
どんな人とのご縁を
形成していけばよいのでしょうか。
次回、STEP.3は
『ご縁が難病人生を好転する』
をテーマにお話しします。
今回のお話は以上です。
最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございました!