神経・ホルモン STEP.8

難病への氣の持ち方

笑顔は健康をもたらす最良薬

どれくらい笑っていますか?

笑うことが体に良いことは
もうご存じの方も多いですよね。

でも、
笑顔を難病改善に本気で役立てている
人は少ないのではないでしょうか。

今回は、
笑うことから病気を改善するために
どうすればいいか?
についてお伝えします。

 

なんとなく気分が良いとき
自分の顔を見たことはありますか?

おそらく笑みがこぼれている
のではないでしょうか。

私はよく、
「悩みがなさそうでいいね」
と言われます。

それは
いつもニコニコしているから。

そして、
怒られてもニコニコしているから。

「気持ち悪いな!」
と言われたこともあります。

※普段は「作務衣(さむえ)」を
着ていますがお坊さんではありません(笑)

 

難病を患っていると実感あると思いますが、
症状が治まっていて気分がいいときは
嬉しくて思わず笑ってしまうのです。

「健康ってこれほど素晴らしいのか!」

病気を患っていたからこそ、
健康をかたちとして実感できます。

その感情を表わすものとして
“笑顔”があったりします。

実際のところ、笑うことは
どう健康に左右するのか、
検証してきましょう。

 

笑いが体を元気にする

最近、お腹の底から笑った記憶は
ありますか?

腹を抱えて笑ったとき、
なぜだか心と体がスッキリした
経験はあると思います。

笑いの医学的効果については
多くの方が検証しています。

 

①免疫力が上がる

細菌やウイルスを撃退してくれる
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)の
活性が上がり病気を遠ざけます。

 

②リラックス効果

副交感神経が優位になり、
ストレスホルモンの分泌が減少します。

自律神経のバランスもととのいます。

 

③脳の活性化

自然と腹式呼吸となることで、
二酸化炭素が多く吐き出され、
酸素が多く取り込まれます。

脳細胞へ酸素が供給され、
脳の働きが活性化します。

東洋医学的に笑いをとらえると、
体の‟氣″を循環してくれる作用があり
内臓機能を活性化してくれます。

以上のように、
多くのメリットがあるのです。

 

笑いは、あたたかいもの

“変なおじさん”や“バカ殿”で
一世を風靡した“志村けん”さんは
国民的な芸人ですね。

お笑いに一生をかけて追及した
志村けんさんが残した言葉、

『お笑いって基本的に
 あったかいものだと思うんですよね』

抽象的でありながら
お笑いというものをひと言で
表わしているように感じませんか?

家族や友人、仲間と
笑いながら過ごす時間は、

嫌だったこと全て包んで調和して
くれるような感覚
があります。

悪いものは排除するのではなく、
良いものとうまく包み込んで
溶かしていく感じ。

それが
“笑いのあたたかさ”を表わして
いるのではないでしょうか。

 

 

 

すべてを包み込む、笑い

喜び
怒り
哀しみ
楽しむ

喜怒哀楽は
笑いに始まり
笑いに終わります。

まるで
すべてを包み込んで
いるかのようです。

病気の現実をみると、
暗くなってしまうのも
無理はないことです。

しかし、
大事なことは、
あなたが辿り着きたい未来の
イメージをどう実現するか、です。

あなたの人生にも
笑いが訪れることを願っています。

 


 

いかがでしたでしょうか?

笑いというものは
面白いもので、

口角を上げるだけでも
体が笑っていると反応します。

体の自律神経は
意図的にととのえてやることも
可能なんですね。

次回、STEP.9は
自律神経をととのえ難病改善
をテーマにお話しします。

 

今回のお話は以上です。

最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございました!