神経・ホルモン STEP.2

難病への氣の持ち方

自律神経の老化は病気のもと

いつも100%と思わないで

自律神経は体の状態を
バランスよく保つための機能と
STEP.1でお伝えしました。

当たり前すぎて重要性に
気づいていなかった方が
多いのではないでしょうか。

その大切さを認識するのは、
病気を患ったからこそ
味わえる感覚といえます。

神経系の病気を患っている方は
実感があるかもしれませんが、
自律神経というものは
万能ではありません。

 

私が結婚して間もないころ、
妻に気分よく過ごしてもらおうと
とにかく気をつかっていました。

でも全然うまくいかないことに
だんだんストレスが溜まってしまい、
気づいたら自分を殴っていました…。

ストレスがかかりすぎて、
自律神経がオーバーヒート
してしまったのです。

脳が疲れてしまうと
正常な判断もできなくなってしまいます。

また、
自律神経に負荷をかけ続ければ
それだけエネルギー消耗してしまいます。

自律神経の働きは年々衰えていき
50代になると20代の3分の1から半分に
まで低下すると言われています。

 

そのため、
自律神経との向き合い方は
年齢によって変えていく
というのが自然な在り方です。

 

経験値を人生に活かす

年をとれば体の機能も衰えます。

いくらアンチエイジングといっても
生命のことわりには抗えません。

いつまでも若々しくありたいと
思うのも無理はないですが、
年齢ごとの生き方はあると思います。

自律神経の働きが弱くなっている
のであれば、

その働きにあなたの経験値を
プラスしてみるのです。

今まで生きてきた中で培ってきた
人生の経験値、

それは若い人たちには
まだ備わっていないもの。

何も若いから良いというわけではなく、
歳をとったからこその味わいは
あるのではないでしょうか。

 

知識と経験は別の領域

将棋界から話題の人となった
藤井聡太棋士。

20代そこそこの若さで
次々にタイトルを奪取し
今や時の人となっています。

また、将棋界に詳しい方なら
約30年弱前に初の七冠となった
羽生善治棋士をご存知でしょう。

現在50歳を過ぎながらも若手に
引けを取らない活躍を続けています。

羽生棋士の活躍は
『最後は直観で判断します』
という言葉からも表れており、

経験を積上げてきた者だからこそ
発揮できるものだと思います。

 

直観とは“第六感”といわれ
目に見えない世界のことと
思われがちですが、

私たちはこの“感性の力”を使い、
人間味を磨いていきます。

人はそれぞれに生き方があるのです。

 

 

 

自然に寄り添ってみる

自律神経の老化を止める
ことはできません

でも、
乱れてしまった自律神経を
ととのえることは出来ます。

例えば、
朝起きて日光を浴びることで
体内時計がリセットされて
自律神経の働きも良くなります。

自然を摂り入れれば
自律神経は自ずとととのいます。

まずは自然体で生きることを
意識することから始めて
みてください。

 


 

いかがでしたでしょうか?

疲れたときや

ホッと一息つきたいとき、

よくコーヒーを飲みませんか?

コーヒーのいい香りと

いい苦みにリラックスする方は

多いのではないでしょうか。

コーヒーは腸を刺激したり

自律神経に影響を与えるなどと

一般的に言われることがありますが、

難病の場合ははどうなのでしょう?

次回、STEP.3は
カフェインは難病に悪い?
をテーマにお話しします。

 

今回のお話は以上です。

最後までお付き合いいただき
誠にありがとうございました!